AVA Profiler は、CMYK プロファイルを構築するために使用されるアプリケーションです。これは、Mac® 上の次の場所にあります: Applications / AVA 5.nn / AVA Utilities / Profiling
CMYK プロファイルは、さまざまなワークフローに役立ちます。たとえば、分離アーティストは CMYK 画像を分離するときに [分離] > [プロファイル付き] 機能を使用する場合があります。また、CMYK カラー ピッカーを使用するアーティストは、ピッカーが機能するように CMYK プロファイルを設定する必要があります。この CMYK プロファイルがプロダクション インクから直接作成された場合、分版アーティストには正確な CMYK 分版が提供され、CMYK カラー ピッカーを使用するアーティストにはデザインの着色時に正確でプロダクションに忠実なカラーが提供されます。
AVAプロファイラーの使い方
AVA Profiler を使用する前に、ECI 2002 ターゲットの測定を行う必要があります。弊社とプロダクション カラー マネジメント プロジェクトに取り組んでいるお客様には、弊社がプロダクションで印刷するためのターゲットを提供し、測定値を PrinterCal に読み込みます。他のソフトウェア アプリケーションは ECI ターゲットを提供し、測定ファイルのファイル形式に応じてAVA Profiler で使用できる場合があります。
- 次の場所からAVA Profiler アプリを起動します: Applications / AVA 5.nn / AVA Utilities / Profiling
- [ファイル]メニュー > [開く]に移動し、ECI 2002 測定ファイルを見つけます。
- [全般] タブで、対応するドロップダウン メニューから D65 と 2° を選択します。これは、正確なカラー マッチングのためにAVA推奨する標準的な照明条件です。
- [シミュレーション] タブで、プロファイル スペースを Lab のままにしますが、プロファイル モデルを [More Accurate] に変更します。
- スムージングを「測定値に近い」に移動します。
- 彩度密度は 3.20 のままで構いません。より高い精度が必要な場合は、ECI 2002 測定から黒いチップの位置を特定し、Coloursys のドット エリア機能を使用してその密度を確認し、真の密度を調べることができます。ただし、3.20 は適切な平均値です。
- 「分離」タブをクリックします。次のペインが開きます。
- 「最大インクインク範囲」フィールドをクリックします。
- キーボードの Tab キーを押します。
- AVA Profiler がプロファイルの作成を開始します。
- 曲線がウィンドウの右上隅に完全に接触しない場合は、最大インク カバレッジを 400% に増やすことができます。