カスタム オーバープリントでは、製造印刷機からのデータを使用して、オーバープリント カラーの色の精度を向上させることができます。これがないと、 AVA一般的なグラビア印刷機に基づいた Reflectance 3 と呼ばれるオーバープリント方法を使用するため、オーバープリント領域でシミュレートされたカラーは製品に対して精度が低くなる可能性があります。
ワークフローの概要
- 本番環境で ECI 2002 ターゲットを出力します。 AVA通常、プロダクション プリント サイズに合わせてカスタム メイドのターゲットを提供します。以下の例を参照してください。
また、あなたの作品の例を含めることもできますので、通常はいくつかのファイルを含めるようリクエストします。次に、シリンダーの周囲に 1 つのリピートをフィットさせる CMYK ファイルを作成し、ファイルとターゲットを最適に配置します。
- ECI 2002 ターゲットが印刷され、適切な仕上げプロセスが適用されたら、以下に示す設定を使用してこのターゲットを PrinterCal に読み込み、完了したら測定ファイルを適切な名前で保存します。
- CustomOverprint アプリケーションで測定値を開き、測定値を開きます。
- [N] および [C] タブで、関連するボタンをクリックしてトーン DB とドット ゲインを作成します。
- ToneDB を [ホーム ユーザー] > [ライブラリ] > [アプリケーション サポート] > AVA > [プロファイル] > [プロダクション] に保存します。ドットゲインは好きな場所に保存できます。
- [カスタム オーバープリント] タブに移動し、カスタム オーバープリント データの横にある [実行] をクリックします。ソフトウェアは、ECI 2002 ターゲットからのオーバープリントの計算を開始します。
- 計算が完了したら (15 分程度後)、もう一度 [実行] をクリックしてデータの処理を停止します。
- 「名前」フィールドにカスタム オーバープリントの名前を入力します。これは、オーバープリント方法が選択されているときにオーバープリント インスペクターに表示される名前になります。
- カスタム オーバープリント ジョブ ファイル (編集可能なファイル) を保存するには、[ファイル] メニュー > [名前を付けて保存] に移動します。ジョブ ファイルを保存するフォルダーをハード ドライブ上に作成することをお勧めします。理想的な場所は、[ホーム ユーザー] > [ライブラリ] > [アプリケーション サポート] > AVA ] > [プロファイル] > [オーバープリント] > [ジョブ ファイル] です。
- カスタム オーバープリント ファイル (オーバープリント インスペクターで設定したファイル) を保存します。 [ファイル メニュー] > [名前を付けて保存] に移動し、結果のカスタム オーバープリントを [ホーム ユーザー] > [ライブラリ] > [アプリケーション サポート] > AVA > [プロファイル] > [オーバープリント] に保存します。