グリッドの方向を変更すると、多くの利点があります。まず、複雑なグリッドを誤って間違った方向に描画してしまった場合に、再描画する必要がなくなります。また、プレゼンテーションの美しさを高めるために、グリッド上でデザインを意識的に回転させることもできます。

デフォルトでは、グリッドの開始点はグリッドが描画された隅です。これはほとんどの場合左上隅であり、デザインの原点がグリッドの左上隅に位置することを意味します。

この方向を変更するには、[グリッド] > [グリッドの方向の変更] に移動します。次のオプションが表示されます。

行と列を入れ替える

以下のスナップショットに示すように、[ベクターからグリッドを作成] によって予期しない方向にグリッドが描画されることがあります。これは、転送されたデザインの方向がベクトルが描画される方向によって決定されるためです。ただし、ベクトルを再描画する代わりに、このオプションを使用して、転送されたデザインの方向を修正するだけです。

ベクトルから作成されたグリッドを使用した結果の転送方向

行と列の交換を使用した後の転送の方向

水平方向

このオプションはアクティブなグリッドの方向を水平に反転し、デザインは以下のように表示されます。

垂直方向

このオプションはアクティブなグリッドの方向を垂直に反転し、デザインは以下のように表示されます。

横方向

このオプションを選択すると、アクティブなグリッドの方向が反対側の隅に反転され、デザインが次のように表示されます。